5月2日(火)19時より行われた「メンデルスゾーンの歌」終演いたしました。
前売り券は完売、当日券を含め多くのお客様にご来場いただきましたこと、アートマネジメントコース一同大変うれしく思っております。
今回は、開催日の様子を公演レポートを含めお届けしたいと思います。
【開場前】
当日は自由席ということで、開場までのお時間多くのお客様が並んでくださいました。
【開場後】
18時30分になりいよいよ会場。出演者からのコメントや、公演日までの学生の活動、過去のアートマネジメントコース主催公演のパネルを展示しました。
【開演】
第1部:無言歌
尾崎未空(Pf.)によるソロでスタートをした第1部。
《ロンド・カプリチョーソ》ホ短調op.14『無言歌集』を演奏しました。5月16日にCDデビューリサイタルを行う、今最も勢いのある若手実力派ピアニストとしての魅力的な存在感を感じられる演奏でした。
休憩前の一曲は、引き続き尾崎未空(pf.)がNHK交響楽団次席チェロ奏者桑田歩とともにチェロとピアノのための《無言歌》を奏し、第2部への期待をますます高めるものとなりました。
第2部:歌曲と室内楽
第2部の始まりを告げたのはソプラノ歌手大森智子と酒井愛可(ピアノ歌曲)。
ご存じの方も多いメンデルスゾーンの〈歌の翼に〉〈ヴェネツィアの舟歌〉〈夜の歌〉〈春の歌〉を、透明感のあふれる歌声とその表現をさらに引き立てるピアノによって華々しく彩られました。
ついに本公演最後の曲、ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調op.49の演奏に。
情熱的でありかつ繊細なこの名曲。
尾崎未空(pf.)、NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀(Vn.)、桑田歩(Vc.)の内から溢れるエネルギーが化学反応を起こし、極上の響きに包まれるひと時となりました。
次回公演に向け、アートマネジメントコース3年生も始動いたしました。
皆様から頂いた貴重なご意見などを基に、さらなる魅力的な公演を生み出せるようコース一同励んでまいります。
これからもアートマネジメントコースをよろしくお願い致します。
(写真:出演者と本公演の制作・運営をおこなったアートマネジメントコース3・4年生)